同棲は、はじめの頃は毎日が新鮮で楽しくても、強い信頼関係が築けないとマンネリ化してさまざまなリスクを生んでしまいます。そのリスクのひとつが、浮気です。事実、「同棲しているのに浮気された!意味分かんない!」というインターネット上の書き込みも少なくありません。
今回の記事では、なぜ同棲中に浮気をしてしまうのか?その理由や、同棲中のパートナーの浮気を防ぐ方法、浮気のやめさせ方などについて詳しく解説します。
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この記事に記載の情報は2021年11月29日時点のものです
同棲中に浮気する理由と心理

同棲するような親しい関係性であるにも関わらず、どうして浮気をしてしまうのでしょうか。ここでは、その理由や心理を見ていきましょう。
素性を知り冷めてしまったから
同棲をすると、相手の本来は人に見せないプライベートな部分と直面することになります。例えば、すっぴん姿、ムダ毛の処理をしている姿、いびきをかいている姿など、理想とは遠くかけ離れた姿も目にすることがあるかもしれません。
多くの場合は、こうした素の部分も含めて好きになり付き合っているのでしょうが、中には「こんな人だとは思わなかった」と幻滅してしまう人もいます。このように、相手に対する気持ちが冷めてしまったことがきっかけで浮気してしまうケースはゼロではありません。
家事をしたくないから
例えば平日の夕食はどちらが作る、朝のごみ捨てはどちらが行うなど、同棲中の方の中には家事の分担を決めて生活している人もいるでしょう。決めごとがあるおかげで協力体制が取れるのであれば、それに越したことはありませんが、「自分は家事は一切したくない」という人にとっては、決めごとは苦痛でしかありません。
「一人の方が気が楽だ」という思いから、いつしか帰宅することが嫌になり、そんな中で都合よく関係を築ける異性を見つけてしまったら…浮気してしまうのも時間の問題かもしれませんね。
ずっと一緒にいると飽きるから
人と長らく一緒にいるとマンネリ化してしまい、いつしか刺激が欲しくなり、つい他の異性に目が行ってしまいます。多くの人はそこでしっかりと歯止めをかけますが、箍(たが)が外れてしまう人は浮気に走ってしまいます。
もともと浮気性だったから
同棲していようがいまいが、もともと浮気性で常に複数の異性に目が行きがちな人もいます。浮気に走る男女の心理や浮気性の特徴などについては、以下の記事を参考にご覧ください。
【関連記事】
▶「パートナーに浮気をされた人が今すべきこと|浮気の体験談と向き合い方」
▶「浮気性の男性の特徴10選|浮気性を見抜く方法・治す方法はある?」
浮気を防ぎたい人の同棲中のタブー

絶対に浮気してほしくない。そんな方は、以下の“タブー”に十分気をつけてください。
ハダカ・下着姿でウロウロする
お風呂から出た後に、ハダカ、または下着姿でウロつくのはやめましょう。一人暮らしの時はそれが当たり前であっても、同棲中は“2人の空間にいるのだ”ということを忘れないようにしてください。
毎日のようにパートナーのこうしただらしない姿を目にしてしまうことで特別感が失われ、いざという時の刺激が得られずに物足りなく感じてしまいます。
家事を押し付ける
たとえ家事の分担を決めごとにしても、それが毎日きっちりこなせるとは限りません。「人間、たまには満足にできない時もある」と良い意味で開き直ることも大切です。
また、服のたたみ方や掃除機のかけ方など、マイルールを押し付けるようなこともやめましょう。一方から一方への強制は、2人の空間をギスギスしたものに変えてしまいます。
お金にルーズになる
同棲中は、家賃を折半する、食費を負担する割合を決めるなど、2人でルールを決めてお金をやりくりしていかなければなりません。それなのに、本来家庭に入れるべきお金を湯水のごとく自分の趣味に使っているようでは、相手に嫌に思われて当然かもしれませんね。
このようにちょっとした「嫌だな」が重なることで、別の異性が魅力的に感じられ、いつしか心変わりしてしまうケースがあります。
頻繁に友達を連れ込む
頻繁にパートナーの友人が家におり、自分のスペースを占拠されていたのでは、落ち着けるものも落ち着けませんよね。一人暮らしならば友達をいくら連れ込んだとしても何の問題もありませんが、同棲中はやはりパートナーのことを気遣いながら家に人を招くようにすべきです。
蓄積された不満が家出や浮気の引き金になってしまうことは少なくありません。
【関連記事】
「旦那が家出した本当の原因と行き先|妻がすべき捜索と予防策」
「妻が家出した本当の理由と今後家出されないための4つの予防策」
浮気をやめさせるために取るべき行動

ここでは、同棲中のパートナーがすでに浮気をしてしまっている場合に、どう行動すべきなのかについてお伝えします。
【関連記事】
浮気する男の心理と浮気させない4つのテクニック
タブーを冒さないようにする
もしもパートナーの気持ちを取り戻したいのであれば、「浮気を防ぎたい人の同棲中のタブー」でお伝えした、以下の4つのタブーを冒してしまわないようにするのは大原則と考えてください。
- ハダカ・下着姿でウロウロする
- 家事を押し付ける
- お金にルーズになる
- 頻繁に友達を連れ込む
居心地のよい環境づくりをする
温かい布団を用意する、美味しい食事を用意する、1日の中で共通の趣味を楽しむ時間を設けるなどして、まずは「あなたの待つ部屋に早く帰りたい」と思ってもらえるような環境を作ることです。
パートナーが浮気相手にどのくらいの気持ちを向けているのかにもよりますが、同棲=幸せなことという感情を今一度持ってもらうようにすれば、自然と浮気が収まるかもしれません。
浮気をやめて欲しいと正直に伝えて話し合う
もしもあなたのパートナーが「きっと浮気はバレていないだろう」と思っている場合は、ストレートに「別れるつもりはない、だから浮気はやめて欲しい」と伝えましょう。
そうすることで「バレたのならやめるしかない」と思わせることができ、反省を促すこともできます。ただし、感情的な発言は喧嘩別れの原因になりかねないので、くれぐれも冷静に話し合うようにしてくださいね。
情熱的なセックスをする
セックスレスが原因で浮気している可能性も考えられます。同棲しているのに夜の生活がまったくないのは、やはりむなしく感じてしまいますからね。
人間のセックスはただの繁殖行動ではなく、コミュニケーションのひとつです。
思い切ってアダルトグッズやコスチュームを用いた刺激的なセックスに挑戦してみてはいかがでしょうか。マンネリ化を防ぎ、浮気対策にもなります。
記念日を作る
常に一緒にいると、相手への感謝を忘れてしまいがちです。こうしたちょっとしたことが原因で浮気に走り、いつしか浮気が当たり前になってしまうケースもあります。
「一緒にいることができてよかった」と思えるような特別な日を設けることで浮気を防止することもできますし、自分自身に気持ちを向けてもらえるようになります。
誓約書を作る
「もう二度と浮気はしません」という誓約書を書かせるのも効果的です。これにより約束を守らせることができるだけでなく、万が一また浮気をした場合は誓約書があなたの武器となり、あなたの主張が通りやすくなります。
ただし、もともと誓約書に法的な効力があるわけではなく、結婚しているわけでもないので、“絶対”ではないということは頭に入れておいてください。
【関連記事】
不倫後に誓約書を作る効果はどのくらい?|作成方法と注意点まとめ
浮気をやめない場合にすべきこと

ここでは、どうしても浮気をやめてくれない時の選択肢についてお伝えします。
同棲を解消する
お伝えしてきたように、一緒に暮らしているからこそ甘えが出てしまう、嫌な部分が見えてしまうなど、同棲にはマイナスの側面もあります。
そんな時にはいっそのこと同棲を解消し、お互いに改めて“一人の寂しさ”を実感するとともに愛情確認をしてみるのも一つの手でしょう。
同棲を解消する際にやっておくこと
- 家具や家電の所有権をハッキリさせておく
- 出ていく側は荷物をまとめ新居を確保しておく
- 部屋そのものを引き払う場合は退去手続をする
別れて別のパートナーを探す
改善が見られない場合は、同棲を解消するだけではなく、自分の未来のために「別れる」という選択をするのもよいでしょう。浮気性が治らない人とたとえ結婚しても、いつかまた後悔するだけですからね。
別れた直後は辛いかもしれませんが、きっとまたあなたを支えてくれる新しいパートナーが現れるはずです。
同棲中の浮気に対して慰謝料請求が可能になるケース

浮気したパートナー、及び浮気相手に対して、慰謝料請求は可能なのでしょうか?結論から言うと、婚姻関係ではなく浮気の証拠もない状態で、「慰謝料を払ってほしい」という主張を通すのは難しいです。
ただし、婚約していたケース、内縁関係にあったケースでは慰謝料請求が認められることもあります。以下で詳しく見ていきましょう。
婚約していたケース
結婚する約束を書面に残していた、結婚指輪を購入していた、式場を予約していたなど婚約が確実に成立していた場合は、結婚する前であっても慰謝料請求が可能になります。
また、結婚を前提に付き合い、肉体関係を持っていたことが証明できる場合や、婚約者の浮気相手が婚約の事実を知っていた場合も同様です。
【関連記事】
「婚約者に浮気された場合に取るべき対応策|慰謝料請求可能な条件とは?」
「婚約破棄は慰謝料請求が可能|慰謝料の相場と増額させる方法」
内縁関係にあったケース
「事実婚」と呼ばれたりもしますが、お互いに結婚する意思を持ちながら同棲し、婚姻届を出していないだけで社会的には夫婦と認められているような場合は、婚姻関係にあるも同然とみなされて、慰謝料請求も可能になります。
※ただし、いずれにしても浮気の証拠がないと慰謝料請求は認められません。浮気の証拠を撮りたい場合は、探偵に依頼することを検討するといいでしょう。
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まとめ
同棲しているから安心と考える人が多いかもしれませんが、同棲しているからこそのリスクもあるということが今回の記事を通してお分かりいただけたかと思います。
もしも現在、同棲中のパートナーに怪しい動きが見られる場合は、慰謝料請求をするかしないかはさておき、勇気を出して白黒ハッキリさせるのも一つの手ではないでしょうか。
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