些細なことで夫婦喧嘩…その結果妻が家出してしまった。
こんな経験は既婚男性であれば、意外に多くの方が経験されているのではないでしょうか。男性からしてみれば、「家を飛び出すくらいのこと言ったかな」とあきれてしまうかもしれませんが、女性である妻からしてみれば、大事だったのです。
今回は、妻に家出された、もしくは家出されたことのある男性が知っておくべき妻が家出をする本当の理由と、今後二度と家出されないための予防策をお伝えします。
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この記事に記載の情報は2021年12月02日時点のものです
妻の家出の実態!
まずは、妻の家で事情を把握しておきましょう。夫婦喧嘩はどの家庭にもあることかもしれませんが、妻が家出をしてしまう家庭は実際どのくらいあるのでしょうか。
既婚女性の家出率
ある雑誌の調査では、既婚女性259名に調査を実施した結果、
◇実際に家出したことがある女性が26.6%
◇家出したくなることがある女性が41.3%

という結果になりました。家出したくなるという予備軍を含めると、なんと7割近い既婚女性が家出の衝動に駆られていることになります。つまり、今は家出されたことがなく、安心している男性の方も、いつ家出されるか分からないのが現状だということです。
【参考:ママテナ】
家出の平均期間
次にどのくらいの期間家出している人が多いのでしょう。同じく調査結果を見てみますと、
◇1~2日の家出が39.1%
◇3~6日の家出が21.7%
◇6か月以上の家出が4.3%

という結果になっています。つまり、およそ6割の家出経験者が1週間以内に戻ってきているということです。逆に言えば、4割の方が1週間以上も家をあけ、中にはそのまま離婚につながったという方もいるようです。
【参考:ママテナ】
単なる家出とはいえ、警戒と予防が必要です。
妻が家出した時に行く場所とは
夫の態度に我慢できず、勢いよく飛び出したものの、果たして妻はどこに行くのでしょうか。
【関連記事】
家出した妻を見つけるためにすべき7つのこと|家出の理由と妻の心理
実家
やはり一番に挙がってくるのは実家ですね。もともと妻が生まれ育った家なのですから居心地もいいのでしょう。実家の家族が快く迎え入れてくれれば、炊事洗濯に追われている毎日からの現実逃避もできるため、妻としてはリラックスできるようです。
また、あまりに長居し過ぎると、ご両親が心配して早く帰るように促してくれる可能性もあるため、待っている旦那の身としてもあまり深刻になる必要もなさそうです。
友人宅
実家が遠くにあったり、親との仲が良くなかったり、「一度嫁に行ったものは家の敷居を跨ぐな」なんていう厳しいお家柄の妻であれば、実家に戻ることは難しいので、友人の家に転がり込むようです。
たいていは気心の知れた女友達の家に行くので、「男の影はないから安心」と思いがちですが、転がり込む家は独身の女友達の家がほとんどなので、注意が必要です。
独身女性と一緒にいることで、「独身って自由でいいな」という気持ちになったり、友達が遊び人の場合、一緒に合コンなどに付き合わされたりすることもあるため、後になって大変なことになる可能性もあります。
ファミレス
両親に心配をかけたくなかったり、友人に迷惑をかけたくなかったりという場合は、ファミレスなどに駆け込むようです。このような場所に逃げ込む場合は、すぐに帰ってきてくれると思っていいでしょう。
状態もそこまで深刻ではないと言えます。なぜなら、ファミレスで1週間も過ごすことはできず、頑張れて1日~2日くらいでしょう。いったん頭を冷やして考えたいという気持ちの表れかと思いますので、そっとしておいてあげた方がいいでしょう。
浮気相手の家
これは一番考えたくない最悪なパターンですね。そもそもあなたとの夫婦喧嘩のきっかけは、浮気相手だったという可能性すらあります。
また、旦那と喧嘩している時に浮気相手と会ってしまうと、より一層浮気相手の良さが際立って見えてしまいます。浮気相手の方も、なんとか自分の方に意識を向けようと必死になるので、離婚をあおってくることもあり得ます。
妻が家出をする表面的な理由3つ
妻が家出した時、どこでどのくらいの期間過ごすことが多いのかが分かったところで、一番気になるのはその理由かと思います。

妻はなぜ家出してしまうのでしょう。
家出する理由は、表面的な理由と真の理由の2種類あります。真の理由については、妻本人も気がついていない場合があるので、ここをしっかり押さえておくことで今後の予防策に役立つかと思います。
是非ご確認ください。まずは、表面的な理由から見ていきましょう。表面的とはいえ、家出の原因には変わりがないのですから、ちゃんと受け止めてくださいね。
夫が家事・育児に非協力的だから
いかにもな理由ですね。
「俺はちゃんと家事も育児も手伝っているし、この理由ではないな」と思っているあなた。それは大間違いです。あなたからしてみると「ちゃんと手伝っている」と思っていても、妻からしてみると大量にある家事や育児の業務のうち、指先程度のことしかやってくれないと思っている可能性がかなり高いのです。
また、男性は手が空いていたり、仕事の疲れがひどくないと感じたりした時に、自分のできる範囲で自分のできるタイミングで家事や育児を手伝うことが多いですが、これが妻の逆鱗に触れることがあります。
「なんで今日はやってくれないの」
「最近ぱったり手伝わなくなった」
「手伝ってくれたり手伝ってくれなかったり…どっちかにして(怒)」
と思わせてしまうのです。
イライラすることを言われたから
イライラすることというのは人によっても感じ方が違うものですが、男女の性別の違いでもイライラスイッチに大きな違いがあります。妻がイライラするポイントは主に以下の3つです。
・話を聞いていない
・容姿について悪い方の変化を言ってくる
・容姿について良い変化に気がつかない
話を聞いていないのは、話が面白くないからだ!
最近太ったのは事実だろ!
髪切ったりネイル変えたりしても気がつくわけないじゃないか!
といった声が聞こえてきそうですが、妻はあくまで女性です。オンナなのです。そこの基本を忘れてしまうと、常に彼女たちをイライラさせてしまうことになります。
姑と離れたいから
嫁姑問題は昔からある問題ですね。姑と仲が悪くなってしまう原因としては、姑が嫁に厳し過ぎる、もしくは姑が旦那ばかりかわいがるなどが挙げられます。
夫としては、嫁姑問題に関わりたくないというのが本音だとは思いますが、嫁姑問題で妻が家出してしまうことがないよう、日頃から奥様のケアに気をつけてあげるのが無難でしょう。
妻が家出をする本当の理由

ここまで、妻が家出をする表面的な理由について見てきましたが、奥底に眠る本当の理由はどういうものなのでしょう。
端的に言えば、他人と共同生活をすることへのストレスが理由です。
人は生まれてから結婚するまでは基本的に家族と、もしくは自分一人で生活しています。そのため、初めのうちは血のつながっていない赤の他人(=夫)と毎日生活することに慣れていないのです。
そして、それが慣れてくる期間は人によってまちまちです。共同生活で大切なのは、相手の立場に立って、自分の行動によって相手がどう感じるかということを常に意識しなければいけません。もちろん、奥様もあなたの立場に立って行動していないこともあるでしょう。
あなただって奥様との共同生活にストレスを感じることがあるはずです。ですが、外で働いていると苦しいこともありますが、同時にリフレッシュもできているはずです。常に家にいて家を守ってくれている妻の立場に立ってあげることも必要なのです。
もし、「妻の家出の原因がまったく分からない」と困惑している方がいらっしゃれば、無料で相談できる窓口もありますので、相談してみてもいいかもしれませんね。
どうしたら妻が家出から戻ってきてくれるのか
妻が家出した理由は分かったから、とにかく早く妻に戻ってきてほしい!というあなた。この章では、奥様が戻ってくるためにあなたがするべきことをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
放置して頭を冷やさせる
カッとなって家を飛び出したくなることは、既婚女性によくあることです。一人で色々と考えたくなることもあります。明らかに妻の方が悪いと感じた時は、あたふたせずにゆっくり一人で考えて、頭を冷やす時間を与えてあげることも大切です。
もし、本当にあなたに非が無ければ、頭を冷やした後にちゃんと旦那さんのもとに帰ってきてくれるはずです。
場所が分かっていれば迎えに行く
妻が旦那に対して「話を聞いてくれない」「私の変化に気がついてくれない」と感じている時は、「私にかまって!」という願望が心の底に眠っています。そんな願望が「家出」という形で表れてしまった時は、とにかく妻に構ってあげることが大切です。
「子供じゃないんだから、自分一人で帰って来いよ」
と冷たくあしらわず、妻がどこにいるのか分かっているのであれば、迎えに行ってあげてください。迎えに行けば、妻の方も少しはイラついた心が落ち着きますし、表情には出さなくても感謝してくれるはずです。
そして、迎えに行った上で、今までのお互いの態度についてしっかりと話し合うと冷静に話し合えますよ。
今までの自分のどこがいけなかったのかを分析して妻に伝える
先ほどの章で、妻が家出する真の理由は共同生活へのストレスだとご説明しましたが、ひとくくりに既婚女性と言っても、人によってストレスの感じ方や感じるポイントはそれぞれです。
今までの自分の態度や言動のどこに問題があったのか、それは今後直していけるのかということを自分の中で分析し、それを言葉にして奥様に伝えてみてください。きっとあなたの誠実な態度に感動するとともに、妻自身もどこが良くなかったのか反省してくれますよ。
妻に家出されないために普段から気をつけるべきこと

妻が家出をすると、家事ははかどらないし、子供は泣き止まないし、自分自身もハラハラしてしまうし、良いことは何一つないと思います。普段から気を付けて、妻の家出を事前に防ぎましょう。
かと言って、大げさなことをする必要はありません。誰でもすぐに実践できて、とても効果的な妻の家出予防策を伝授しますので、是非今日から実践してみてください。
妻のイラつきポイントを把握しておく
「塵も積もれば山となる」ということわざ通り、どんな小さなイライラポイントでも何度も押してしまうと、最終的に爆発して家出につながってしまう恐れがあります。
ただ、最初から妻のイラつきポイントを抑えることは相当難易度が高いので、
「一度イラつかせたことは二度としない」
ことを徹底してください。これだけでも相当効果がありますし、年数を重ねれば重ねるほど、あなたといる時の妻の居心地は良くなり、翻って旦那に対する妻の態度も改善されていくのです。
家事・育児をコンスタントに手伝う
家事・育児を手伝うことはとても大切ですが、ただ家事・育児を手伝えばいいのではありません。すでに「妻が家出をする理由」の章でも述べましたが、夫は自分の都合の良いタイミングで家事を手伝う傾向にあります。
これは家事を手伝わないよりも悪影響を及ぼす可能性があるのです。妻からすると、一度やってくれたことは次も手伝ってくれると無意識に思ってしまいます。すると、手伝わなかった時にイライラしてしまうのです。
ポイントとしては、
どんなに小さな家事・育児の手伝いでもいいからコンスタントにやり続ける
ことが重要です。ゴミ出しをする、洗濯物をたたむ、食器を片付けるなどできることを確実にやり続けましょう。
すると、妻が他の奥様方とおしゃべりをする時に、ふと自分の夫がいつも家事を手伝ってくれているのだと気づく瞬間が来ます。決して、自分のできる時だけきまぐれに手伝わないでください。
定期的に妻に息抜きさせる
外で働いている男性は、土日祝日がお休みですよね。でも、主婦である妻はお休みがありません。土曜日だろうが建国記念日だろうが春分の日だろうが、家事・育児はお休みできません。
しかも、家事をするのがアタリマエと思っている旦那さんがあまりにも多いため、ストレスが溜まりやすいのです。たまったストレスが爆発した瞬間、「家出」という行為に走ってしまいます。
妻を定期的に休ませましょう。
土日どちらかだけでもいいです。エステに行かせてあげたり、日帰り温泉に行かせてあげたり、家でのんびりさせてあげたり、妻に「自分は休ませてもらっている」という感覚を植え付けましょう。
妻を定期的に休ませることができていれば、よほどのことがない限り、家出という行為に走ることはないでしょう。
普段から感謝の言葉を伝える
日本人は「言わなくても分かるだろう」という意識がとても強く、特に男性は愛の言葉や感謝の言葉を言うのが苦手のように思います。男性はあまり言いたがらない言葉ですが、妻はそれを期待して待っています。大げさに言う必要はありません。
ちょっとした時に、「いつもありがとう」と伝えてみてください。ちょっとした言葉なのに、びっくりするほど妻の機嫌がよくなりますよ。
朝のコーヒーを入れてくれた時に「ありがとう」
夜、晩酌の時お酒を注いでくれた時に「いつもありがとう」
言うのはタダです。今日から実践してみてください。
まとめ
妻が家出して焦っているあなた、妻がいつか家出してしまうのではないかとびくびくしているあなた。
妻が家出をしてしまう理由、お分かりいただけましたでしょうか。ここまで読んでいただいた方はもう気がついていると思いますが、妻の家出はちょっとしたことで防ぐことができます。
家出をしないように予防策を実践していく中で、夫婦仲をより良いものにしていただければ幸いです。