旦那と別れたい妻必見｜自分に有利な条件で早急に別れる方法

 

「旦那と別れたい」と考える奥様はとても多いです。グーグルでも「旦那と別れたい」という検索ワードが以前と比べて上昇しており、離婚率も数年前と比較して上昇傾向にあります。

それでは、旦那と別れたい妻はどのようなアクションを取るべきなのか？また、旦那と別れたいと思った原因は何であるのかという点について、今回の記事で詳しく解説していきましょう。

旦那と別れたい妻が行う５つのステップ

ここでは、旦那と別れるために行う５つのステップについて紹介します。

①旦那と別れてどうしたいのかビジョンを決める

まずは、旦那と別れた際に、
 
・慰謝料を請求するのか？
・慰謝料をどのくらい請求するのか？
・仕事を始めたいのか？主婦をしたいのか？
・子供はどうすべきか？
・再婚も視野に入れたいのか？
 
上記をテーマに理想のビジョンを頭の中で描けるだけ描いてみましょう。どのようなものであってもしっかりとしたビジョンが定まっていないと、取るべき行動も中途半端に終わり、弁護士や探偵などの専門家などサポートをもし受ける上でも方針が定まりにくくなります。
 

自分が浮気していたことが旦那に知られている場合の慰謝料請求は困難

あくまでも慰謝料は浮気や不倫などで心に傷を負った側が、その精神的負担分に応じた金銭的な請求が可能になるものです。したがって、自分が浮気をしていて、且つそれが旦那側に知られている場合に離婚話を切り出してしまうと、慰謝料を請求されるのは離婚原因を作った自分になってしまいます。
 

第三者の意見を聞いてみるのも重要

自分の判断だけで何もかもを決めようとせず、離婚経験者や離婚問題の解決を専門とした専門家からアドバイスを受けてみるのも良いでしょう。
 
【関連記事】
「【24時間電話OK】浮気・不倫の無料相談窓口｜専門カウンセラー対応」
 
また、法律の専門家である弁護士からは、夫婦生活の問題から離婚に発展する際の法的なアドバイスがもらえ、法的手続や書類の作成のサポートも行なってくれます。調停や裁判の場合には代理人を任せることもでき、勝訴を得るための専門的な知識や法廷闘争における交渉術も持ち合わせています。
 
既に離婚する方向で動いている場合は、無料相談サービスを活用しながらアドバイスを受けてみるのも有効です。 
【参考：離婚問題解決を弁護士に依頼した際の費用と安く抑える方法】

 

②離婚の原因が旦那にある場合｜証拠を入手しておく

旦那が離婚の原因を作っている場合は、「旦那に非がある」ということを証明することができれば、後々妻側の主張が通りやすくなります。
 

法廷離婚自由とは

日本では、法で定められた『５つの離婚理由』に該当しなければ、離婚判決には至りません。
 
・不貞行為がある
・悪意の遺棄がある
・３年以上生死不明である
・回復の見込みがない精神病である
・婚姻を継続しがたい重大な事由がある
 
【参考：離婚の理由ランキングと本当に離婚したい人がすべきこと】
 
つまり、「なんとなく旦那が嫌だから」というような価値観の違いで旦那と別れたい場合、いくら離婚裁判に踏み切ったところで正当な離婚理由として認めてもらえません。
 

浮気の証拠となるもの

旦那の浮気が原因で別れたい場合は、以下のような浮気の証拠がなければ主張が認められません。
 
・ラブホテルに２人で出入りしている写真や映像（撮影場所と日時が明確なもの）
・浮気の事実を認める会話
・浮気の事実を認める浮気相手からの手紙やメールやライン
・ラブホテルへの宿泊記録
 
写真や映像は、パートナーと浮気相手の顔が鮮明に写っているものでなければなりませんから、自分一人で撮影に挑んでも証拠らしい証拠写真を撮るのは困難です。
 
【参考：浮気(不倫)の証拠とは？慰謝料請求＆離婚回避のための証拠の集め方】

 

②離婚の原因が自分にある場合｜別居をする

自分が旦那以外に好きな人ができた場合や、気軽な１人の生活を送りたいといった理由の場合、当然ではありますが離婚を切り出すことは単なるワガママであり、法律もそれを認めてはくれません。
 
しかし、一定の別居期間を設けることで「夫婦関係が破綻した状態」とみなされ、これを理由に離婚できる場合があります。
 
【参考：離婚前に別居する５つのメリット｜別居を検討すべきケースと注意点】

 

離婚に必要な別居期間

婚姻期間に対し長い別居期間があれば、夫婦関係が破たんしているとみなされ、裁判で離婚した際も離婚が認められる可能性が高まります。
また、別居期間に一方が夫婦関係を修復しようと努力した場合、夫婦関係は破綻していないと判断されることもあるため注意が必要です。

 

③旦那との別れ方を決める

旦那とどのような方法で別れるかも検討しましょう。主に考えるべきことは、
 
・円満解決を目的として協議離婚をするのか？
・徹底的に争う姿勢を見せ、自分の主張を通すべく裁判を通して離婚をするのか？
 
という２点です。自分の気持ちと向き合いながらじっくりと、メリットもデメリットも考慮した上で決断しましょう。
 

④協議離婚をする場合｜お互いの同意があればすぐ行なえる

夫婦で話し合って離婚に合意することを協議離婚と言い、日本では最も一般的な離婚方法です。他の裁判上の離婚とは違い裁判所は関与しないので、離婚の理由や事情は関係なく、離婚届を本籍地・住所地の市区町村役場に提出・受理することによって離婚が成立します。証人は成人であれば、資格制限もなく誰でも構いません。
 

④裁判で離婚をする場合｜弁護士を通して話し合いを行う

調停離婚の場合

調停離婚は、調停委員という仲裁役に夫婦が合意的解決できるように後押ししてもらいながら離婚するものです。簡単に言えば、家庭裁判所で調停員を含めた話し合いをして離婚するものだと思ってください。
 
合意ができたら調停調書が作られて離婚が成立し、調停離婚を申し立てた側が10日以内に離婚届を提出しなければなりません。
 

裁判離婚の場合

調停離婚でも解決できない場合、家庭裁判所に離婚の訴えを起こして、旦那と争う裁判離婚を検討しましょう。
 
とにかく自分が有利な状態で離婚したいという場合は、ここで離婚弁護士を味方につけて戦うのが良いでしょう。弁護士は法の専門家であり交渉のプロですから、旦那の非をしっかりと裁判官に訴えると共に、妻側の主張も代弁してくれます。

 

⑤新たな自分の人生と向き合う

離婚が成立に向かっている、または成立したら、新たな人生のスタートです。
 
新たな趣味や仕事に挑戦してみるのも良いですし、離婚はかなり労力がいるものですから、ゆっくり休んでからまた新たに将来と向き合ってみるのも良いかもしれません。
 
旦那の他に本気で好きな人ができたという場合は、その人と一緒になることで本当に幸せになれるのか？という点においても考慮すべきでしょう。この時、離婚の大変さや重みは身をもって理解できているはずです。離婚という結末をまた招かないためにも、早まった決断をせず、時間をかけて再度人生プランを考えることをおすすめします。

 

旦那と別れたいと感じた原因｜妻の本音

なぜ、それほど旦那と別れたいのか？ここで世の“旦那と別れたい妻”の本音についてまとめていきましょう。
 

浮気

旦那が浮気をした、自分に他に好きな人ができたという理由で離婚に至る夫婦は多いです。スマートフォンの普及やインターネット・情報通信技術の発達によって男女の出会いの場が増え、双方が遠距離であっても手軽に連絡が取り合えるようになってきたことも、不倫離婚が増えた理由の一つです。
 

旦那が浮気をした

平気で嘘を吐いて、浮気をするような男とこれ以上一緒にいたいとは思えません。
でも、私にはお金もなく離婚後の仕事もありません。
 
私は現在、旦那の会社で働いていますので、離婚したら仕事もなくなってしまいます。
【引用：Yahoo!知恵袋】

旦那と別れたいと考えています。朝帰りで浮気が怪しいんです。不倫はゆるせません。
 女好きの性格は治らないんだと思います。
 
もう旦那はいらない、、だって休日に浮気はする、怒鳴るで耐えられません。
 
ですから、主人と離婚を真剣に考えています。
 
まず浮気の現場を証拠として押さえたいので、
 浮気調査のための探偵事務所を探しています。
 
 携帯ロックは完璧で、スマホは手放さない
、尾行とかは私には出来ないので証拠をつかむことが
 できません。
 
おすすめの探偵社か興信所がありませんんでしょうか
？
【引用：Yahoo!知恵袋】

自分が浮気をした

彼は、私が離婚したらあとは俺が引き受けると言っています。再婚できるまで半年かかりますが、それも待つと言っています。本当かどうかは今イチ信用できないですが。
【引用：Yahoo!知恵袋】

 

嫁・姑（同居）問題

旦那の家族と折り合いが悪いせいでストレスがたまる生活がずっと続くと、果ては旦那と結婚したことを後悔してしまいます。これが結果的に、相手の家族から逃れたい＝離婚したいという考えに至ってしまいます。
 
姑が嫌い、という理由で
旦那と別れたい人いますか？
 
もう、うんざりです。
【引用：Yahoo!知恵袋】

義父母や義妹が原因で旦那と別れたいと思っています。

結婚して２年を過ぎました。旦那との相性は悪くないと思っていますが、
 旦那の家族に対して、不信感がぬぐいきれません。
 私が輪の中に入り込もうとしていない・・・といわれればそうかもしれませんが…
【引用：Yahoo!知恵袋】

 

セックスレス・性の不一致

同居している、または頻繁に会っている状態で、病気など特別な事情がないにも関わらず１ヶ月以上性交渉がない男女のことをセックスレスと定義していますが、こういったセックスレスやセックスにおける価値観が合わないことも離婚理由の上位にあります。
 

夫がそもそも行為自体好きではないようで、結婚してからその事を知りました。
 出来ればあまりしたくないが子供は欲しいとのことで、子供は夫も私も2人希望なのですが、2人産まれたらその行為はもうしたくないとのこと。
 現在1年ほどは、私が年齢的なこともあり、排卵日と思われる日に言って、するだけで月一回くらいです。それでも気分や体調を理由に断られることがあります。子供もまだ出来ていません。
 言わなければ4ヶ月空いた時もありました。
 
 話し合いも何回もしています。
しかし、夫は自分のことも理解してほしいと言います。行為がなくても仲良く過ごせていけたら十分と言います。
【引用：Yahoo!知恵袋】

 
【参考：【慰謝料請求可能】セックスレス原因での浮気は違法なのか】
 

金銭問題

実は多額の借金があった、趣味の車やブランドに投資し過ぎる、生活よりもギャンブルにかける金額のほうが高額であるなど、共に生活をしていく上で許容できないほどの金銭問題を抱えた場合に離婚に至るケースもあります。
 
消費者金融で借金300万発覚。返しても減らないから返すの辞めた。もーどーにでもなれ。そんな私も離婚するか毎日悩んで苦しい。子ども達はたまに会うパパが好きみたい。
【引用：ママスタ】

 

DV・モラハラ

１０年以上連れ添って、弁護士を通じての離婚となりました。子供は３人います。
暴力や暴言ひどい縛りからようやく解放されましたが今すぐではなくとも、また同じような気質のある人に惹かれないか心配です。
【引用：ママスタ】

 

価値観の不一致

上記とは異なり、価値観の不一致はよほどのことがない限り有責行為の判断が困難なため、法的離婚事由にはなりません。また、慰謝料の対象にもなりません。
 
元から私に依存気味で嫉妬深く、束縛の激しい人でしたが、単身赴任になってから、毎日、朝昼晩の最低３回も電話があります。
 寝るま
 
でメールしてます。
スーパーへ買い物へ行くなども連絡しなくてはいけません。
お風呂へ入ることも…
ケータイを手放すことができない状態です。
 私も仕事をしているし、家事などもあるので、たまには、少しでも、自分の時間も欲しいと言ったら怒られました。
 我慢しろと言われました。
 未だに納得がいきません。
そして、ずっと旦那も怒ってます。
なのに、電話とメールはギクシャクしながらしてます。
もう本当に疲れました。
いっそ、死にたいとも思い始めました。
 旦那のことを考えたくもありません。
【引用：Yahoo!知恵袋】

 

旦那と別れたい妻が絶対にしてはならないNG行為

旦那と別れるための方法はお伝えしたとおりですが、ここでは旦那と別れる上でタブーとされている行為について見ていきましょう。
 

旦那の意見を一切聞かない

結婚も離婚も、自分１人の問題ではなく夫婦２人の問題です。ですから、何でもかんでも自分の主張が通るものと思い込んだり、旦那の意見を一切聞かずに決断してしまうことは避けましょう。
 
これまでを共に過ごした旦那の意思も尊重すべきであり、何より、もしも裁判離婚になった際には自分１人の先走った行動に関して「あまりの身勝手」と判断され、立場が逆転してしまうこともあります。
 

勝手に家を飛び出す

とにかく一刻も早くに旦那のそばから離れたいと思っても、その原因が旦那の一方的な不倫や暴力やモラハラなどではない限り、一度話し合いの場を作るようにしましょう。お伝えした“離婚するための別居期間”に関しても、あくまでも“夫婦間の意見が一致した上での別居のみ夫婦関係の破たんが認められる”ものになります。
 

旦那に対して暴力を振るう

当然ですが、くれぐれも暴力はご法度です。態度や言葉で旦那を傷つけるような行為も同様です。こうした行動に出てしまうと、法廷での立場は逆転してしまいかねません。
 

意図的な浮気をする

旦那が嫌だから、旦那が浮気したからという理由でヤケを起こし、意図的に自分も浮気をしないようにしましょう。お伝えしたように、既婚者の浮気（不倫）は法的離婚事由として定められているため、たとえ旦那が先に浮気をしていた場合であっても、法廷では喧嘩両成敗となり慰謝料請求を認めてもらえなくなるケースがあります。
 

別れさせ屋に依頼する

旦那と別れるために、旦那が意図的に浮気をするように工作する業者は実際に存在します。しかし、このような「別れさせ屋」は厳密に言えば違法です。
【参考：別れさせ屋は違法？合法？｜料金相場・別れさせ工作手順・問題点まとめ】

理由はないが旦那と別れたい場合は相当の覚悟が必要

特に理由はないけれど、何となく旦那と別れたいという方も少なからずいらっしゃいます。しかし、旦那に非があるわけでなければ、慰謝料請求を行うことはできません。
 
むしろ、こういった理由で離婚を押し通そうとすると、「理由もなく一方的に夫婦関係を破たんさせられた」として旦那側から訴えられる可能性があります。また、周囲からは単なる自己中だと見られてしまうかもしれません。
 
どうしても離婚したいからと協議離婚によって離婚を成立させる場合は、離婚後に国の支援制度や手当てで１人で生活していけるのかを十分に検討する必要があります。
 
 

旦那と別れたいのに別れられない場合

日本では現在３組に１組の夫婦が離婚していると言われており、統計によると、シングルマザーの数は2010年で123万世帯にものぼっています。
 

【引用：厚生労働省　ひとり親家庭の現状と支援施策の課題について】

 
今の時代、離婚はまったく珍しいことではありませんし、母子家庭を支える国の制度もたくさんあります。
 
それでも「旦那と別れたい」のに別れられないあなたは、その理由と今一度しっかり向き合う必要があります。
 
・子供のためだから
・手続が面倒だから
・お金がかかるから
・世間体が気になるから
・片方にはまだ愛情があるから
・老後が不安だから
 
人によって「旦那と別れたい」のに別れられない理由はさまざまですが、形だけの夫婦をこれから一生涯続けていくことに耐えられるでしょうか？
 
離婚を先送りにしてどのようなメリットがあるでしょうか？
 
例えば子供がいる場合、常に仲の悪い父親と母親を見ていてどう感じるでしょうか？
 
考えに考えて、それでも別れないという決意をしたのであれば、この先ストレスを感じないように旦那の存在を一切シャットアウトするスキルを身につけなければなりません。
 
「旦那のことを空気やATMだと思うようにして一緒に暮らしている」という人もたくさんいますから、別れないという結論が出た以上は、考えても仕方のないことを考えていつまでもウジウジしないことです。
 

まとめ

「旦那と別れたい」と思っている方向けの今回の記事はいかがだったでしょうか？

別れたい理由も別れる手段も人それぞれですが、これまでずっと我慢し続けてきたという方は、いよいよ自分の幸せだけを考えて決断をしても良いかもしれません。