万が一信頼していたパートナーの浮気現場に遭遇してしまったら、殴りたい衝動がわき上がるかもしれませんし、逆に逃げ出したくなるかもしれません。
しかし、今後のことを考えるのであれば、修羅場になるような行為は避け、当記事を参考に冷静な判断と行動をすべきです。
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この記事に記載の情報は2021年03月31日時点のものです
関係を修復したい方がとるべき対応

浮気現場に遭遇した場合には、関係を修復したいか、それとも別れたいかによってパートナーに対する対応が変わります。
まずは、パートナーと別れたくない方のために、修羅場を避け、関係を修復するための5つのステップを紹介します。
①浮気の事実を認める|認めさせる
まずはあなた自身が冷静に
- 浮気がいつから行われていたのか
- 浮気のきっかけは何だったのか
これらを聞き出して、把握しなければなりません。質問を通して相手に浮気を認めさせ、その際の証言を書面にしたりボイスレコーダーに録音したりして、記録に残しましょう。
こうすることで後に法廷に立つことになった場合に有利に立てます。
②自分がどれだけ傷ついたかを冷静に伝える
「浮気をされて、自分はこんなにも辛い。これだけあなたのことが好きだったから。信じていたから。」と、自分の気持ちを素直に伝えましょう。
あくまでも、感情的にならずに、冷静に想いを伝えることがポイントです。感情に任せて物事を発言してしまうと、パートナーの感情も逆撫でてしまうからです。
③浮気の事実を許す|二度としないと約束をさせる
許しがたい事実でも、許さないままでは復縁も困難です。「今回限りと思って浮気は許します」と許す旨を伝えたら、今後は二度としないことを誓わせましょう。
この時、口約束ではなく書面にサインをしてもらうようにしましょう。書くという行為をするだけで約束は破られにくくなり、後にパートナーが浮気をしてもしなくても、後に自分の主張を通す際に有利になります。
【関連記事】不倫後に誓約書を作る効果はどのくらい?|作成方法と注意点まとめ
④浮気相手としっかり縁を切らせる
浮気をしないと誓わせたら、浮気相手と絶縁してもらいましょう。その場で切り出すでも良いですし、一旦浮気相手が外した後であれば、あなたの目の前で「もう接触しない」旨を添えて浮気相手へ最後の連絡を行い、連絡先を消去してもらうのも有効です。
⑤夫婦の場合は夫婦円満調停の活用を考慮する
家庭裁判所では、夫婦関係調停として離婚するためでなく夫婦関係を改善して離婚を回避するための夫婦円満調停も行っています。
調停委員が夫婦の関係改善のためにアドバイスをくれるもので、手順は離婚調停と同様に、申立書も同じ用紙を使って円満調停か夫婦関係解消のどちらかの項目を選ぶだけです。
【関連記事】円満調停の流れと必要書類 | 夫婦関係を修復するための知識まとめ
離婚したい・別れたい方がとるべき対応

ショッキングな光景を見てしまったら、「もう無理!」「別れたい!」と感じるのも当然でしょう。
ただし感情的に行動してしまうと、それこそ修羅場と化してしまったり、後々自分が不利な立場になってしまったりするリスクがあるので、必ず適切な対処をするように心がけてください。
【関連記事】旦那と別れたい妻必見|自分に有利な条件で早急に別れる方法
離婚の方法を把握しておく
離婚するにも法的な手順に沿って行わなければなりません。話し合いのもとお互いに合意の上で離婚するのであれば、協議離婚と言って離婚届を出すだけで離婚が成立しますが、どちらかの合意が得られない場合は調停を行い離婚することになります。
どのような形で離婚することになるのかが定まったら、その方法や手順はしっかりと頭に入れておきましょう。
【関連記事】離婚の仕方で損する?しない?賢く離婚するためのたった5つのポイント
慰謝料請求のために証拠を獲得する
離婚や慰謝料などの問題は、法的にも間違いが許されません。弱者と強者をしっかりと区別するため、裁判も慎重に行われることになり、全てがあやふやなままでは自身の主張も認められにくくなりますし、ただの泣き落としも通用しません。
そのため、裁判で重視されるのは「確実な証拠」になります。ただの主張と、証拠ありきの主張では、後者の主張のほうが圧倒的に通りやすくなります。
《証拠として法的に有力なもの》
- 不貞行為中の写真や映像や音声
- ラブホテルに出入りしている写真
- 宿泊旅行でのツーショット写真
- 配偶者本人及び浮気相手が浮気の事実を認めたことを記録した念書 など
浮気されたことに対して慰謝料請求をお考えの方は、上記のような証拠は絶対に必要になると考えておきましょう。
まとめ|感情的な行動は慎む
いかがでしたでしょうか。浮気の現場に遭遇した場合には、頭が真っ白になったり、怒りで我を忘れてしまうこともあるでしょう。
しかし、頭に来て暴力をふるってしまうと暴行罪に該当し、逆に訴えられた時に両成敗どころか自分の立場が弱くなってしまうケースもありえます。
困難かもしれませんが、一度冷静になり、やり直したいか、それとも別れたいのかを整理し、理性的に対応しましょう。
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