セックスレスで離婚を考えている方必見!離婚方法と慰謝料の知識

~いざという時の備えに~浮気調査コラム

公開日:2019.11.7 更新日:2022.10.3
セックスレスで離婚を考えている方必見!離婚方法と慰謝料の知識
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セックスレスとは、特殊な事情がないのにも関わらず、お互いの合意した性交が1ヶ月以上なく、その後も長期に渡ることが予想されることを言います。これは、1994年に日本性科学会が検討を重ねた上で定義したものです。
 
あなたが望んでいるにも関わらず、パートナーがセックスを拒む場合には、それを根拠に裁判所に離婚を提訴できます。また、獲得できる慰謝料が増額する可能性があるなど、あなたにとって有利な条件で離婚できる可能性もあります。
 
仕事や育児で忙しく、セックスする気力がないなどと、求めても断わられてしまったという経験はありませんか?
 
基本的にセックスは、夫婦生活を円満に継続する上で根幹を担っていると言っても過言ではないくらい重要なものです。
そのため、誘いを強く拒否された場合、傷つけてしまうことになり、夫婦間に大きな溝ができ、離婚を考えるケースもあるでしょう。
 
この記事では、セックスレスを原因として離婚する場合の流れや慰謝料請求などについて紹介します。
 

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この記事に記載の情報は2022年10月03日時点のものです

セックスレスと離婚の関係


性に淡白な人は、セックスレスが夫婦生活にそれほど大きな問題を与えているとは考えていないでしょう。そこで、実際にセックスレスが離婚にどのように関係しているのか紹介します。
 

セックスレスで離婚することは可能?

裁判で離婚する場合、以下のような相当な理由が必要になります。
 

(裁判上の離婚)
第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
【引用:民法第770条

 
セックスレスが長く続き、婚姻を継続しがたいと証明できる場合、婚姻を継続し難い重大な事由に該当するため、離婚をすることが可能になります
 

性的不一致で離婚する夫婦の割合

令和元年度の司法統計の離婚動機では、セックスレスが原因で離婚を申し立てた人数は以下のようになりました。

 
【引用:令和元年版司法統計│「婚姻関係事件数  申立ての動機別申立人別  全家庭裁判所」

 
夫が1,963人(男性全体の12%)、妻が2,893人(女性全体の6.5%)となっており、割合的には少ないと感じるかもしれませんが、セックスレスが原因で離婚する夫婦が年間で約5,000いることが分かります。

 

セックスレスを理由とした慰謝料獲得は可能か

慰謝料とは、精神的苦痛に対する補償を目的に支払われる金銭になります。そのため、必ずしも離婚時に獲得できるわけではありません。ここではセックスレスを原因に離婚する際、どのような場合に慰謝料を獲得できる可能性が高くなるのか紹介します。

 

セックスレスで慰謝料が獲得可能なケース

病気などの正当な理由がないのに拒絶し続けた場合

病気などの理由がなくセックスすることができるのに、パートナーから拒絶された場合、精神的な苦痛を負うとして慰謝料を獲得できる可能性が高いでしょう。

 

風俗を含め不貞があった場合

パートナーとのセックスは拒絶するが、風俗を含め不貞行為があった場合、慰謝料を獲得できる可能性が高いでしょう。
 
ただし、あなたが理由なく拒絶し、仕方なく風俗に行った場合、こちらが慰謝料を請求される可能性があるので注意が必要です。
さらに、この場合は拒否したあなたにも非があると考えられ、慰謝料を獲得できない可能性もあります。

 

セックスレスに加え暴力・モラハラをされた場合

セックスレスに加えて暴力やモラハラが行なわれるケースもあります。その場合、セックスレスに対しての慰謝料というより、暴力やモラハラに対しての慰謝料になりますが、セックスレスの証拠があれば、慰謝料がさらに高くなる可能性があります。

 

セックスレスで慰謝料獲得が難しいケース

病気などの正当な理由がある場合

病気がある場合、行為が体の負担になると考えられるため、慰謝料を獲得できる可能性は低いです。
 
しかし、拒絶の仕方があまりにも乱暴、モラハラを含む場合は、獲得できる可能性があります。どのように拒絶されたのかしっかり記録しておきましょう。
 

お互いにセックスを望んでいない場合

お互いにセックスを望まなかった結果、セックスレスになった場合は、慰謝料を請求することも難しいでしょう。また、お互いが望んでセックスレスになった場合、裁判では離婚できない可能性があるので、注意が必要です。
 

セックスレスの期間が1年以下の場合

裁判上では1年以上セックスレスが続いていない場合、慰謝料の請求が認められないことが多いようです。
 

実際に慰謝料請求が認められた判例と相場

判例内容(婚姻期間) 慰謝料金額
夫の性的不能(5年未満) 100万円
セックスレスと夫からの暴力(5~10年) 300万円

【参考:慰謝料算定の実務 ぎょうせい
 
セックスレスの慰謝料の相場は100万円前後となっていますが、その他に慰謝料を認められるような行為(有責行為)があった場合は、相当分増額されます。
 

慰謝料が高額になる要素

  • セックスレス期間が長い
  • 結婚後に一度もセックスをしていない
  • 婚姻期間が長い
  • 相手の支払能力が高い
  • 子供がいる
  • セックスレス以外の有責行為がある など

 
上記の要素があるからと必ずしも慰謝料が高額になるわけではありません。自分に原因や落ち度がある場合は慰謝料が減額する可能性も高いので、一度離婚問題に力を入れている弁護士に相談することをおすすめします。

 

離婚をする場合の手順


話し合い、なんらかのセックスレス解消法を試したが、セックスレスが解消しない、もう離婚したいという人のために離婚の手順を紹介します。
 

協議離婚

協議離婚は2人で話し合い、合意を得ることで離婚が成立します。話し合って決まった内容については離婚協議書にまとめましょう。離婚後に約束が守られなかった場合は、それを証拠にして裁判を行うことができます。
 
協議離婚でも慰謝料を請求することは可能ですが、相手の合意が必要になるため、揉める可能性も考えられます。
 

離婚調停

離婚調停とは裁判所に出頭し、裁判官と調停委員に間を取り持ってもらい、離婚する方法になります。調停はあくまで話し合いと合意によって内容を決めるため、合意がなければ、離婚・慰謝料請求が認められません。
 
調停は弁護士に代理を依頼することができ、有利に話し合いを進められます。
 

離婚裁判

離婚調停が成立しない場合、もう一度調停するか裁判に移行します。裁判で離婚を行う場合、しっかり証拠を示すことが大切です。離婚問題に注力している弁護士に一度相談することをおすすめします。
 

まとめ

いかがでしょうか。
 
セックスレスは慰謝料を獲得できるほど大きな問題で離婚に直結しています。もし、配偶者がセックスを拒否する場合、今後どうするのかをしっかり話し合うことが必要です。お互いに好意があり、夫婦生活に不満がないのならば、簡単に離婚を考える前にセックスレスを解消することをお試しください。

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本記事は浮気調査ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※浮気調査ナビに掲載される記事は探偵が執筆したものではありません。

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