探偵って家族や友達に職業を言えるの？

探偵と聞くと、小説やアニメの中では、「探偵だ！」と堂々と登場するイメージ、と同時に、秘密裏に調査しているイメージも浮かぶのではないでしょうか？

基本的に探偵はどんな状況下でも自分が探偵だという身分は明かさず、隠し続けなければなりません。

尾行や張り込みが特定の相手に察知されても、探偵であることを認めてはいけない、認めてしまったらその時点で探偵としては失格というほど重大なことです。

探偵の調査中、警察に不審がられてしまったら

例えば尾行調査中の探偵の様子を警察が見たら、ストーカーと勘違いされて職務質問されてしまうことも考えられます。

探偵であることを説明しないことにより、騒ぎになりそうなときは、身分を隠し続けるわけにもいきません。

調査を継続するのに支障をきたすことは避けたいので、警察官にはそっと身分を明かし、仕事中だと告げ、捜査を続行できるようにその場に応じた適切な判断をするそうです。

探偵の仕事、家族へは伝えている？

仕事として探偵だとは言えないことは分かりましたが、自分の家族へはどうでしょうか。さすがに家族には伝えている方が多数のようです。

しかし、探偵は秘密を徹底しなければいけない仕事なので、「家族間でも仕事に関しての話をしない」が基本のようです。

友人や近所の人などには？

信頼関係にもよるのでしょうが、自分が探偵をしていると話すことは少ないようです。

仕事内容として守らなくてはならない秘密が多くあるので、そもそも話さないということが鉄則ですが、うっかり話したことが噂になる、話した相手と依頼人や対象者が知人であったというようなリスクを考えると、迂闊には話せません。

友人や知人には「探偵社の事務をしている」というようにぼかして伝えることが多いようです。

恋人へは打ち明ける？

恋人に探偵であることを明かす、明かさないは、半々くらいだそうです。

探偵という職業については謎に包まれた印象を持つ人も多いことでしょう。

だからこそ、探偵だと明かして噂になってしまうおそれ、また大切な人に職業が原因で怪訝に思われるというのも避けたいものであり、判断は慎重になるようです。

ですが、探偵＝孤独ということでもなく、家族や恋人を持つ人も増えています。

事件を追うより、浮気調査

テレビ番組の影響から、探偵は警察に協力して事件を解決するというイメージもあるのではないでしょうか。

探偵が行なう調査として1番多いのは、浮気調査。次いで人探し調査ということです。

あなたの身近にも探偵はいるのかも

大きな事件は身近になくとも、浮気となれば意外とありそうなものです。

そして探偵もこっそりと活動していることでしょう。

探偵という職業での男女比率は７：３と男性の割合が高いようですが、女性の探偵も増えてきています。

調査内容第1位の『浮気調査』の依頼人は7割以上が女性ということで、同性である女性探偵へ相談しやすいと、需要があるのも納得です。

昔よりも職業のひとつという認識になってきたようで、男性女性、年齢層も幅広く、主婦が探偵をしている、ということもあるそうです。