不倫への合法的な仕返し方法と逆に訴えられる可能性が高い仕返し方法

~いざという時の備えに~浮気調査コラム

公開日:2019.12.10 更新日:2022.10.3
不倫への合法的な仕返し方法と逆に訴えられる可能性が高い仕返し方法
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不倫をしている配偶者や、不倫相手に復讐したいという気持ちは持っていて当然です。

マイナビウーマンが277人の女性に調査を行ったところ見返してやりたい、復讐したいと思う男性がいる女性は235人で、これは全体の80%を超える割合だったことが判明しました。

参考:84%の女性「復讐したい男」「見返してやりたい男」がいる

あまり過激な仕返しを行うと、こちらが訴えられてしまう可能性があります。そのため、ここではどんな方法で仕返しを行うと訴えられてしまう可能性があるのか、合法で仕返しをするにはどのようなことができるのか、また円満な家庭を取り戻すために何ができるのかをご紹介します。

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不倫された配偶者への仕返し談

不倫された側からすると、謝られたって気が収まるわけではありません。ここでは、不倫された側が実際に行った仕返しを紹介します。

相手の両親に抗議!

・「浮気相手の家までいって、両親に話したらしいです」(26歳/金融・証券/営業職)
・「浮気相手の親に文句の手紙を送りつけた人がいた」(31歳/その他/事務系専門職)
(引用:マイナビウーマン)

浮気相手の外堀を埋める

・「浮気相手の友人達と親しくなり、皆に自分の彼と浮気している真実を暴露し、浮気相手を孤立させていった」(31歳/自動車関連/事務系専門職)
(引用:マイナビウーマン)

配偶者のメールアドレスを勝手に変更

「彼のケータイの、浮気相手のアドレスを彼の母親に変更していた友人がいる。あの当時はラインがなかったから、ちょっとおかしなことになったみたい」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
(引用:マイナビウーマン)

訴えられてしまう可能性の高い仕返し方法

上記の仕返しや2ちゃんねるまとめの不倫や浮気の仕返し談を見ていると結構過激なものが含まれています。 「大きなダメージを与える仕返しをどうしてもしたい!」という気持ちはわかりますが、法を守った仕返しを行わないとこちらが訴えられてしまう可能性があります。どのような仕返しが訴えられる可能性があるのか、罪名と一緒に確認していきましょう。

ネット上で実名を記載の上公表する

よく聞く仕返し方法ですが、これは、名誉毀損・侮辱罪・プライバシー侵害等に当てはまります。配偶者と浮気相手どちらの実名も載せたら、両方から訴えられる可能性もあるのです。

名誉棄損してしまった場合、刑法では3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金が処せられます。名誉棄損について詳しくはこちら「名誉毀損で逮捕されるケース|名誉毀損の定義と罪の重さ」をご覧ください。

侮辱罪は拘留又は科料(ある程度の金額を払うこと、軽い犯罪の罰金のようなもの)に処せられます。また不倫現場をとらえた写真を拡散した場合、肖像権侵害になる場合があります。人物が特定できたり、被写体がメインで写っていたりする場合は肖像権を侵害している可能性が高くなるので注意が必要です。

不倫相手の会社に不倫の事実を知らせる

不倫は個人の問題となるため、たとえ「あなたの会社の社員が不倫しています。責任とってください。」と言っても会社は責任を取れません。

また、不倫相手の会社に不倫の事実を大声や電話でばらした場合、名誉棄損又は侮辱罪・プライバシーの侵害になる可能性が高くなります。また不倫相手と会社が同じであった場合、上司などに相談するのであれば、問題はありません。ですが、相談する相手は1人か2人にしましょう。

大人数の前で言ってしまうと名誉棄損などになってしまう場合があります。また、配偶者が同じ会社の場合は配偶者にも仕事上何らかの影響が出る可能性があるので注意が必要です。

また、不倫相手の職場に不倫の事実をどうしても知らせたい場合は不倫相手宛に「内容証明郵便」を会社経由で送りましょう。

ここで注意してほしいことは、個人名の親展扱いにしておらず、他人が開封してしまい不倫の事実が周囲に知られてしまった場合、こちらが訴えられてしまう可能性があるということです。

内容証明が会社に届くということは何らかのトラブルが起こっていると会社は認識します。そのため、噂程度かもしれませんが、会社に不倫しているなどの事実が知られるのではないのでしょうか。

配偶者の実家に不倫されている旨を連絡する

配偶者の実家に不倫されていると連絡する仕返しのケースは結構多いようです。またそれで不倫を辞めて更生したなどの話もありますが、不倫はあくまで個人の問題であり、親子の間にもプライバシ―の侵害や名誉棄損が成立するため、こちらが訴えられてしまう可能性があります。

ただし、浮気の仕返し目的ではなく、浮気を辞めさせる目的で配偶者の両親に相談しに行くのは可能です。

暴力的な仕返し

殴る蹴るなどの暴力的な仕返しはもちろん暴行罪に当たります。また憎しみのあまり不倫相手や不倫していた配偶者を殺害してしまう事件は実際に起こっているのです。

暴力的な仕返しをすれば一時的にすっきりするかもしれません。ですが、そのような仕返しをしてしまった場合、自分も周囲も取り返しのつかないことになります。絶対に辞めましょう。

完全に合法で仕返しする方法

では、完全に合法で仕返しを行う場合、どのような方法があるのでしょうか。

家事をさぼってありがたみをわからせる

故意的に洗濯物をしない食事をつくらないなど家事をさぼってみるのも良いかもしれません。家事は専業主婦であってもさっぼったとしても法律に違反するわけではありません。自分がいてどれだけ楽な暮らしをしていたのか、わからせる必要があります。

ただし、あまりにも家事をほったらかしにしすぎると夫婦の「同居の義務」「協力義務」「扶助義務」を守っていない『悪意の遺棄』になって、あなたにも非が出てくる可能性があります。

あくまでも数日手度にとどめておき、その間にパートナーにあなたの必要性をわかってもらいましょう。

高い買い物をねだる

不倫相手に高いものを貢いでいたり、おいしいご飯に連れていったりしている場合には、こちらも同じ又はもっと高い買い物をねだるのも1つの方法です。

また、不倫ができないようにおこずかいを少なくするのも効果が期待できます。そのことについて文句を言われたら「不倫しているのを知っているよ」と冷たい口調で言うことが大切です。

怒られる際、大声で怒鳴られると、反抗したくなりますが、冷たい口調で怒られると反抗しにくくなります。

慰謝料を請求する

慰謝料の請求の方法

慰謝料は書面又は口頭(電話)のどちらで請求するか選べます。そのような特徴があるかは以下の通りです。

書面で請求する

  • 言い分が明確に主張できるが、やり取りに時間が掛かる
  • 書面のため、プレッシャーがかかり、本気ということを示せる
  • 相手に考える時間を与えてしまう

電話で請求する

  • 直接主張ができるため、早期解決ができる
  • 相手に考える時間を与えないが、自分で行う場合瞬時の対応を求められるので、失敗する可能性がある
  • 録音をしておかないと、証拠がしっかり残らず、「言っていない」などと言われる可能性がある

なので、どちらで慰謝料を請求するのかは弁護士などとよく相談した上で決めましょう。これで解決できない場合は裁判所を通じた慰謝料の請求になります。

詳しくはこちら「不倫慰謝料相場は50~300万|相場以上に請求するための証拠とは」をご覧ください。

不倫相手にも慰謝料の請求ができるの?

不倫相手に慰謝料を請求できないケースは下記の6つのケースです。

  • 不倫相手はパートナーが結婚していると知らなかった場合
  • 婚姻関係破たん後に交際が始まった場合
  • 慰謝料の請求が違法な場合
  • 婚時に慰謝料として多額の金額をもらっている場合
  • 慰謝料の時効(3年)がきてしまった場合
  • パートナーから肉体関係を強要された

このような制約があります。まず不倫が発覚した場合はいきなり慰謝料請求ではなく、話し合うことから始めましょう。

仕返しをしたあと・しない場合に夫婦円満を取り戻す方法

では不倫をされてしまった後にどのようにして夫婦円満を取り戻せばいいのでしょうか。ここでは円満になるための方法を紹介します。
 

不倫について話し合う

まず、何故不倫したのか原因を明確にしましょう。本人の口から不倫の話を聞くのは怖いと思いますが、見て見ぬふりや不倫している側がばれていないと思っていると更にエスカレートしていく場合があります。
 
男性の不倫の場合、本気ではなく顔や体形が好み名だけという場合もあるのです。女性の不倫の場合は何かしら不安が原因となっている可能性があるので、よく話し合い解消できれば、更に円満な家庭が築ける可能性が十分にあります。
 
また関係を修復する際に迷ったらこちら「不倫した人が夫婦関係修復をするためにできる15の行動」を参考にしてください。
 

円満調停

円満調停とはお互いに話し合っても話がまとまらない場合に裁判所で第三者を間に入れ話し合う制度になり、離婚したくないという考えが前提になります。

裁判所で個別に裁判所にいる調停委員と何故不倫したのか、何が不満なのかを話しその後円満な夫婦生活を築くために何が必要なのかを話し合います。円満調停について詳しくはこちら「離婚したくない妻ができる|夫婦関係円満調整調停とは」をご覧ください。タイトルに妻と書いてありますが、夫も利用できます。

まとめ

いかがでしょうか。裏切った配偶者に仕返ししたいという強い気持ちはわかりますし、そのような気持ちはなかなか晴れません。

だからと言って、乱暴な仕返しを行ってしまうと、不倫された上に、こちらがお金を払わなくてはいけない、又は逮捕されてしまうという状況になってしまうので、1度落ち着き、法的な仕返しを行ってください。

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編集部

本記事は浮気調査ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※浮気調査ナビに掲載される記事は探偵が執筆したものではありません。

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